2008年12月10日
消費券 台湾 ニュース
消費券はどのように受け取ればよいのだろう。
台湾内政部は、本日の午前中、今回の消費券の統一発行にあわせて、作業上の身分証のチェック方法、名簿の記載、および消費券の受取、福袋(券を入れる袋)の状態など、その他進行過程に生ずる問題を想定し、模擬を行った。例えば、大陸のビジネスに従事している人は、1月18日には、台湾に居ないので、その場合には台湾に帰って来たときに、消費券を受け取ることができる。当事者以外の人が受け取る場合には、委託人の署名と印鑑の押された委託書があればよい。また、委託人の新しい身分証があれば、3,600元の消費券を受け取ることができる。
立法院は、消費券特別条例を通過させた。受け取る条件としては、台湾国籍を有している人に限り、すべては、来年の1月18日の当日のみ、消費券を受け取ることができる。その手続きとしては、通知書、身分証、印鑑を持って、戸籍所在地の発券書へ直接行くか、または、元宵節以後の日に、指定の郵便局にて3,600元の消費券を受け取ることができる。
内政部長のリアオイ氏は、100名あまりの作業員を率いて、模擬に参加した。その発生する問題としては、消費券が不適であった場合、委託書や委託者の証書の不備、名簿上に受取人の名前がない場合、にせの消費券が見つかった場合、まちがって別の発券所に行ってしまった場合、未成年が受け取ろうとした場合など、あらゆる発生するであろう問題の状況を想定した。
注意事項として、消費券を受け取りに来る前に、一般の人で「免許証」を携帯していても、新身分証とは一致しないので、丁寧にことわること必要があり、また、家族の消費券を受け取りに来た人が、委託書や身分証を持っていない場合にも、同じく作業員は、丁寧にことわる必要がある。かならず、委託人の署名、印鑑で押された委託書、委託人の身分証を確認した後に、消費券を渡すべきである。
間違って発行した場合に、誰が責任をとるのか?
模擬演習の過程中、発券所の作業員は、6枚の500元と3枚の200元の消費券を、福袋へ入れて渡すのであるが、ひとつ疑問が湧く、もし作業員が多くの金額を入れた場合には、どうするのか? リアオイ氏は、答えた。「枚数を間違ったら、責任をとります。」、えっ、誰が責任を? リアオイ氏は、「この問題については、後日、詳細に検討し、現状、現場では、明確な答えを示すことはできなかった。
未成年が発券所に来て消費券を受け取りに来た場合には、作業員の指示により、法定代理人がその本人の身分証を持って、印鑑と未成年の身分証あるいは、戸籍名簿を提示した上で、消費券を受け取ることができる。
「連合新聞 (2008.12.06.15:20) 」
*「消費券」:
台湾行政当局は、不景気打開対策のため、11月18日、「景気を刺激するため、行政当局は台湾住民に一人当たり3,600元(台湾ドル)分の『消費券』を交付することを決定した。その予算総額は、およそ829億元(台湾ドル)に達する。」と発表しました。
Posted by チュンチュン at 09:28│Comments(0)
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